重ダンプの免許について

重ダンプの免許について

ダンプカーとは、荷台を傾けて荷物を一気に下ろすことができるトラックのことです。
一般的に見かけるダンプカーは普通ダンプカーで、これは一般道を走ることを前提としており、砂や砂利の運搬のために使われます。
最大積載量11tまでとし、これ以上の大きさのものは重ダンプカーと言います。

 

重ダンプカーは、最大積載量11tを超えており、大量の土砂の運搬などが必要な土木工事現場や鉱山、ダム建設などの大規模な工事現場で使われています。
一般的には見かけることはありませんね。
積載量は、20t〜300t以上と、普通ダンプカーとは比べ物になりません。
車両価格は1億を超えるものもあり、これも比になりませんね。

 

重ダンプカーは、その大きさや用途の狭さから、必要性がないということも含めて、公道の走行が禁じられています。
ですから、車検も必要ないということになっています。

 

土砂運搬型で牽引タイプのダンプトレーラー(最大積載量26t)のみ、法律上では公道の走行が認められています。
しかし、普及率が悪く、実際には走っているところを見かけることは、ほとんどありませんね。

 

普通ダンプカーと重ダンプカーの違いをまとめると。
・最大積載量が11t超えるかどうか
・一般道の走行ができるかどうか
・車検が必要かどうか
という3点になります。

 

重ダンプの重量に、現在の一般道の耐久性が適っているとは言えません。
やはり、それだけ大きな重機なので、道路への負担やほかの車両との兼ね合いは難しいですね。
それでなくとも、一般道の修繕は日常的に目にすることがありますよね。
車両重量が300tを超える重ダンプカーが一般道を走行したら・・。
道路はあっという間に壊れてしまいますね。

 

一般道を走行しない重ダンプカーですから、運転免許や資格は必要ありません。
そのような法令はないのです。

 

前輪操舵で2軸4輪のものであれば、問題はないでしょう。
アーティキュレート式や3軸6輪以上のスキッドステア式、クローラ式の重ダンプは『労働安全衛生規則』の『不整地運搬車』に該当するため、不整地運搬車運転技能講習を修了した人だけが操作することができます。
しかし、資格はいらないとは言え、一般道で大型車両の運転を経験した人で、メーカーの説明講習などを受けた人が運転していることがほとんどです。

 

事業所によっては、『最大積載量10t以上のダンプカーを3年以上運転した経験がある者』と、資格を設定しているところも多くあります。