ダンプカーのあおりとは?

ダンプカーのあおりとは?

トラックの荷台には、荷物を積載して走行します。
あおりとは、荷物を下ろす際に下に切り開く扉状のものを言います。
一般的には、トラックの荷台は左右と後の3ヶ所にあおりが付いており、開くことができるようになっています。
大型車には、左右4枚のあおりが付いています。

 

トラックにダンプが無いころには、あおりを開いた状態で砂や砂利などを人がスコップで下ろしていた時代もありました。
ダンプは荷台ごと後ろに傾けて、砂や砂利を下ろす構造になっています。
だいたいは、後ろのあおり(リヤ・ゲートあるいはテール・ゲート)を開けば、砂や砂利を下ろせる構造です。
荷台をダンプすることで、あおりは自動的に開きます。
ですから、左右のあおりを開けることはほとんどありません。

 

荷台の前方は、砂や砂利が運転席側に飛び散ることを防ぐために、壁が高くなっています。
これは、鳥居のような形をしていることから『トリイ』と呼ばれています。

 

時々、このあおりを外して走行している車両を見かけることがありますね。
あおりを外して走行すること自体は、違反ではありません。
運転者は、積荷が落下しないように積載するよう義務付けられていますので、荷物が落下しないようにしなければなりません。
万が一、後続車に荷物が落下したりした場合、運転者が責任を負わなくてはいけません。

 

また、あおりには、深あおりダンプというものもあります。
左右と後ろのあおり部分を高くして、容積を大きくし、スクラップや粗大ゴミなどの嵩張る荷物を大量に輸送するときに最適です。

 

さらに、走行中に飛散する可能性がある発泡スチロールやペットボトルやアルミ缶などの軽比重物の運搬に、天蓋付きダンプ(開閉式の屋根付き)。

 

屋根の開閉面積が最も小さいパワーシート付きダンプは、限られたスペースや屋内での荷役作業に適しています。